2006-01-01から1年間の記事一覧

ナマステじじの旅話(31話)

チェンマイ滞在記(5) ソンテウという乗り合いタクシーのお話(2) チェンマイで暮らしていると乗り合いタクシーのソンテウには毎日お世話になるから話題も多い。前号に引き続いてこの乗り物のお話である。さて、その乗り方である。初めのころ言葉は出来ないか…

ナマステじじの旅話(30話)

チェンマイ滞在記(4)ソンテウという乗合タクシーのお話し(1) チェンマイで、市民の足として親しまれていると言うか、それしか無いから仕方が無いと言った方が良いかも知れない存在である「ソンテウ」と「ツクツク」について二回に分けて紹介したい。 長ら…

ナマステじじの旅話(29話)

チェンマイ滞在記(3) 交通状況について 道路の様子 東南アジアなどの発展途上国と言われる国に初めて行って「日本とは違うなあ」と最初に感じるのは道路状況や車など交通の違いではなかろうか。歩行者優先が徹底しマナーの良い日本とは在り方が大いに異なる…

ナマステじじの旅話(28話)

チェンマイ滞在記(2) さて、今号から具体的にチェンマイについてわたしの感じたこと、見聞したことなどを述べることにする。 チェンマイには、平成13年から7回訪れ、そのつど2、3ヶ月ずつ滞在してきた。次第にチェンマイに慣れてくると当初の物珍しい…

ナマステじじの旅話(27話)

チェンマイ滞在記(1)「ナマステじじの旅話」も、ミャンマー、中国雲南省、ラオスと「26話」が経過して今号からはタイ国チェンマイのお話である。さて、じじばばが東南アジアの各地(といってもまだ上記だけだが)を訪れる根拠地はタイ国チェンマイである…

ナマステじじの旅話(26話)

ラオス小旅行(3)メコン遡航 ルアンパパンからフェーサイまでは、メコン河を遡る1泊2日の船旅にした。船賃は、11万Kip、円に換算すると千四百円ぐらいである。 初め1泊2日というのは、舟の中で寝るのかと思ってどんな船なのか少々不安であったが、こ…

ナマステじじの旅話(25話)

) ラオス小旅行(2) ルアンパパンルアンパパン空港から市内までの道は、目下道路舗装工事の真っ最中で車の巻き上げる砂埃がひどい。市内に入ると一応舗装してあるが一帯に埃っぽい感じで、美しい小京都のような町と聞いてきたのに、これはちょいと幻滅であっ…

ナマステじじの旅話(24話)

ラオス小旅行(1) はじめに 平成15年一月半ばより「じじばば」はラオスに一週間の旅をした。 首都ビエンチャンと、人口5万の第2の都市ルアンパパンに夫々二日ずつ滞在し、そして、帰途はルアンパパンからフェーサイまで大河メコンを船で遡るという快挙を…

ナマステじじの旅話(23話)

雲南見聞録(13)昆明最終日(3)雲南旅行の最終日、午前中、Kさんと共に曇華寺(どんかじ)見物に行く。 この寺は、1634年創建された仏教寺院でウドンゲがあったことからこの名前になったとのこと。 朱徳(八路軍総司令)が青年時代を送っていた寺だそうで…

ナマステじじの旅話(22)

雲南見聞録(12)再び昆明(3)この飯店の宿泊は朝食付きで宿泊申し込みのとき、チケットを渡される。最初の朝食で、どんなものが出てくるか、と思ったら日本で重病人の快復時に出される「重湯」に近いお粥と(塩気も無い)小さな饅頭3個だけである。毎朝毎朝…

ナマステじじの旅話(21) 

雲南見聞録(11) 再び昆明(1) 奥地に小旅行をして5日ぶりに昆明に帰ってきた。空港からタクシーでK飯店に行きレセプションで宿泊の手続きをする。レセプションは4人の女性事務員。先日来5泊している。顔は十分覚えているはずだ。「おや、帰っていらっしゃ…

ナマステじじの旅話(20話)   

雲南見聞録(10) 大理(3) 翌日は、昆明に帰る日である。大理空港発4時20分を予約してある。 大理市は、古城と下関(シャンクワ)という二つの町から成っていて、行政の中心は下関にある。空港は下関にあるらしい。昼ごろ宿をチェックアウトして、博愛路か…

ナマステじじの旅話(19話)

雲南見聞録(9)大理(2)「蒼山索道」の駐車場で車を降りる。索道(ロープウエイ)駅はかなり遠くにある。ガイド役のママさんが、駅までついて来て、乗り場で時計を見ながら、 「今から50分後にここで会おう。ええか、絶対50分後の1時30分だぞ」とくれぐれ…

ナマステじじの旅話(18話)

雲南見聞録(8) 大理(1) 大雑把ながら麗江の観光を終わって、翌日の「大理」行きのバスの発車は8時20分である。6時半ごろから起き出し準備をすまして宿のねーちゃんに水車の所まで送ってもらい、走ってきたタクシーをつかまえ、バス停まで行くように話…

ナマステじじの旅話(17話)

雲南見聞録(7) 麗江(3) 麗江2日目、朝、宿のママさんの勧めで「黒龍潭」と言うところに行ってみる事にする。水車の先の大通りまでママさんが案内してくれて、引き返した。なかなか親切だ。 距離にしてどれくらいあるのだろう、指さしてくれた方を眺めても広…

ナマステじじの旅話(16)

雲南見聞録(6)麗江(2) かわい子ちゃんがいろいろと調べてくれたけど、ついに「藍月谷客機」は分からない。彼女と別れてから、とも角、その辺を探してみよう、と先に歩いて行くと大勢の人がうろうろしている広場に出た。(これは、後になって四方街という場所…

ナマステじじの旅話(15)

雲南見聞録(5)麗江(1)麗江行きの飛行機は10時15分である。2時間前に空港に着かねばならぬ。 タクシー拾って空港へ、早く着きすぎて空港の中はガラ―ンとしている。昆明空港は、国際空港だから大きくて立派である。 所持品検査で、ばばは、ナイフを取り…

ナマステじじの旅話(14)

雲南見聞録(4) 言葉が通じない話など 翌日、二人の知人はチェンマイに戻った。 じじばばは、せっかく昆明に来たのだから11月4日までの5日間、チェンマイでうわさにきいた「大理」と言う町まで足を伸ばすつもりである。 二人を見送って、さー、いよいよ…

ナマステじじの旅話(13話)

雲南見聞録(3)石林 昆明2日目、石林観光に行った。前日夕刻、飯店の隣にある小さな店構えの旅行会社に申し込んでおいた。 出発は、8時とのことであったので早くから目をさまし、7時半には、フロントに行った。(わが家は、じじはなかなか尻が上がらない方…

ナマステじじの旅話(12話)

雲南見聞録(2) 雲南民族村 翌日、同行の知人が雲南民族村見物に誘ってくれる。雲南省というような山岳地帯には少数民族が多く、その文化風俗を紹介しているらしい。 10時に、飯店入り口に集合して駅の方向に向けて歩き、環城南路の方に曲がって暫く歩いた…

「ナマステじじの旅ばなし」(11)

雲南見聞録(昆明、大理、麗江)今号から中国雲南省の旅のお話である。出発時のとんだハプニング平成十六年十月、五度目のチェンマイ滞在をしたとき、たまたま二人の知人が昆明に行くということを耳にしたのでお供させていただくことにした。 昆明は、年間を通…

ナマステじじの旅話(10)

ミャンマーの旅(最終) チョウ君の話ミャンマーの話は今号でおしまいである。 おしまいは、ヤンゴンで二日間ガイドをお願いしたチョウ君のことを紹介したい。 帰国を明後日に控えた日、バゴーという町を案内してくれた。高速道路(入り口で料金を支払ったのに…

ミャンマー美人の話

ミャンマー旅行記もぼつぼつお終いに近づいたので、今回はくだけて、ミャンマー美人の話を紹介したい。 地方の観光を終えてヤンゴンに戻った日のホテルは、ガイドのチョウ君の手配で「Queen shin saw pu hotel」であった。一泊18$、チャイナー系らしい。 …

ナマステじじの旅話(9)

ナマステじじの旅話(8)

* インレー湖インレー湖は、シャン高原にある南北22km、東西12kmという細長い湖で、その形は、頭でっかちの胎児のように見える。 標高1328mという高地なので避暑地として利用されているそうだ。わたしらが訪れた3月の下旬は運悪く酷暑の季節で…

マンダレー

マンダレーは、ミャンマーのヘソのような位置にある。 戦争中、日本軍はマンダレーよりも北西のインド領インパール・コヒマ攻略に軍を進め、インパールを指呼の間に望む地点にまで到達しながら物量に勝る英印軍に押され、戦勢逆転、退却に転じ、その間、白骨…

ミャンマーの宗教

東南アジアの仏教国タイとかミャンマーを訪れると、茶色の衣装を身にまとった青年修行僧たちを目にする。彼らは、早朝暗いうちから左手に大きなお椀を抱いて裸足で宅鉢(たくはつ)に町を歩く。 町の人たちは、家の前にお供物をならべ修行僧たちが回ってくるの…

ナマステじじの旅話(6)

ミャンマーの変わった乗り物(2)

飛行機 ミャンマー国内線の飛行機は、乗客三、四十人程度の小型飛行機であった。東南アジアの国内線飛行機はどこでもその程度の大きさだから別に珍しくもないのだが他とは違う、ちょいと面白い経験をした。 ヤンゴンから北部方面の探訪はバガンからマンダレ…

ナマステじじの旅話(5)